ORD VALLEY MUSTERの日雇い仕事に行ってきた。
カナナラはビージーシーズンになると聞いてて嘘だろと信じていなかった。どうもまえだです。
しかし、今月になるとORD VALLEY MUSTERがスタートし 、今週末にはKimberley moon など多くのイベントが目白押しで多くの観光客が訪れている。
開催されるイベントでは人数が必要になるという事で、日雇い労働者の募集も多くあった。
そして、私は土曜日のORD VALLEY MUSTERのキッチンハンドの仕事を獲得した。
この仕事が魅力的なのは時給30ドルと高額なのである。
前日にはスタッフに説明会が行われイベント会場に行ってきた。
何も考えずキッチンハンドの仕事をゲットしたのはいいが、キッチンハンドの仕事の経験らしい経験をしていないのに大丈夫か?と直前になって不安を感じたが誰でも出来る仕事てあった。
シェフに言われた通りに料理を盛り付けるだけである。
チョロいな!
この時そう思った。
さらにイベントのキッチンと言うことで作業場からライブの音も聞こえて音楽も楽しめた。
しかし、イベント前の慌しさという事もあり、休み無しで盛り付けをし続け徐々にイージージョブからハードジョブへと昇華していった。
そんな私の多忙さとは裏腹に盛り上がるイベント会場。
そして、キッチンハンドの宿命である仕事に配属された。
皿洗いである。
たんまり洗う物が運ばれてくる。
洗えど洗えど洗濯物が運ばれてくる。
はぁ〜終わった!
新しい食器「ドンッ!」
この繰り返しが精神を徐々に蝕んでいく。
しかし、救世主がいた。
沖縄の青年である。
昨日のキッチンハンドの日雇いをしていた日本人は私と沖縄の彼だけであった。
彼は一昨日、昨日とシフトに入っており両日とも12時間以上働いているこのイベントを影で支える立役者と言っても過言ではない。
彼はキッチンで皿洗いを文句一つせず行っていた。
そのおかげか彼は初日にシェフに働きたいなら俺のとこに来い!と名刺を貰ったみたいだ。
私もその話を聞いて、よし私も頑張って「お前も俺のとこに来い!」
そう言われるのを期待して程々に頑張ってるアピールをしてみた。
※頑張り度は沖縄の青年が10で表すと昨日私の仕事ぶりは3くらいである。
それでも文句言わずひたすら作業に没頭した。陰日向で頑張っていたのは沖縄の青年とほんのばかり私だ!そう自負している。
名刺は貰えなかった。
See you next time...