バリスタへの第一歩。バリスタ1日講座に行ってきた。
そうと決まれば参加するバリスタ講座探し。
今回は、RGIT Australiaの一日バリスタ講座にすることにした。理由は、他の講座が100ドル前後だったのに対し、受講料が69ドルと卑猥な他より安めの値段設定であったからだ。
クラスにつくと講師の先生が自己紹介し、参加者の我々も軽く自己紹介+このクラスに参加した理由を紹介。その後、コーヒーの生産方法や、エスプレッソマシンの使い方などのビデオを見た。
ビデオを見るとお待ちかねのコーヒーを淹れる。練習がスタート。
バリスタ講座で習ったコーヒー
この講座内で紹介されたコーヒーは7種類。
◆Espresso
敷き詰めて固めたコーヒー粉に、エスプレッソマシーンで高圧・短時間で抽出したコーヒー。イタリアから来たと言われるコーヒーのいれかた。このエスプレッソをベースに牛乳や泡立てた牛乳などを混ぜることで他のコーヒーを作る。ちなみみ日本で馴染まれている紙フィルターで濾して作るのは「ドリップ・コーヒー」である。
◆Cappuccino
エスプレッソ+泡立てたミルク。講座内では30ミリのエスプレッソベースに1/3の牛乳と1/3のミルクフォーム(泡立てミルク)を付けたし完成。仕上げにチョコレートもまぶすと良い。
◆Cafe Latte
エスプレッソ+ミルク 。カフェラテとカプチーノはエスプレッソ+ミルクと言うところは共通なのでこの違いって何だろうと思って調べてみた。するとミルクの量と質が違うらしい。カフェラテは、エスプレッソにスチームミルク(泡が立たないよう温めたミル)クを20:80の割合に入れるのに対し、カプチーノはエスプレッソ3、スチームミルク3、フォームミルク4の割合で作られる。
◆Long Blag
普通のちょっと濃いブラックコーヒー。苦っ!てなるくらい目を覚ますのには持ってこい。
◆Short Macchiato
1ショットのエスプレッソに少量の泡立てた牛乳を注いだもの。
◆Long Machiato
エスプレッソのベースがショートマチアートの2倍で作られる。よりコーヒーの味が濃い。
◆Flat White
オセアニアで一番主流と言われているコーヒーらしい。エスプレッソに泡立てた牛乳をムラなく注ぎ込む。
実際にエスプレッソマシーンを使って淹れてみる。
簡単なエスプレッソマシーンの使い方を先生が作りながら説明し、早速エスプレッソマシーンを使ってコーヒーを淹れ始めた。
英語での説明なので、漠然としか理解できないまま他の受講生を見よう見まねで取りかかる。最初のエスプレッソは何とかクリア出来次にカプチーノを作り始めるのだが、出来ない。かなり難しい。不器用な私には上手くフォ―ムミルクが作れずただのカフェラテまたは、フラットホワイトになってしまっていた。
そして何回か試行錯誤する内に、受講者それぞれが7個のコーヒーを各自一つづつ作ることになった。
こりゃまずいと内心めっちゃ焦った。
だって一回もカプチーノするまともに出来てないのに課題クリアなんてムリゲーじゃんと思ったからだ。
カプチーノを頑張って作ってみて、「カプチーノを作ってみたんだけど・・」と先生に見せてみると「フラット・ホワイトだな!」と言われ課題クリアは絶望的に思われた。
しかし、受講生が順不同に淹れたコーヒーを見せるので誰が今どのコーヒーをつくっているかなど大雑把な講師の先生は把握しているようには思えなかった。
そこでこずるい私は、カプチーノは出来たことにして、ロングブラックを淹れてみる事にし、先生にただ出来たロングブラックを何も言わずに見せてみると先生は大げさに「素晴らしいエスプレッソだ!」と言ってくれた。
こうして、課題と言う名の茶番劇は終わった。そして、7種類のコーヒーを作るという課題を終えると、簡単なバリスタコースに対するアンケートを記入したら・・
一人一人に修了証明書が配られた。
この紙を見る感じ、始まる前から事前に用意してるよね。てことはこれ一枚69ドルの価値である。そして、私は課題は厳密には2種類くらいしか出来ていない。
4時間を予定していた講座は、1時間短縮され、3時間で私のバリスタ講座は幕を閉じたのである。1時間短縮するのならその分コーヒー作る練習したかった。
この講座自体はカフェ関連の仕事を得るのにほとんど役に立たないであろうが、コーヒーメーカーでコーヒを作ってみたいという人には良い機会かもしれない。
日本に帰国したらエスプレッソメーカーを買って、「俺んちでカプチーノ飲む?エスプレッソマシーンあるから飲みにおいでよ!」ってナンパの手段に使うんだ!
まぁ、講座ではカプチーノ一回も作れなかったんですけどね。
See you next post...