カナナラ日雇い仕事第3弾「地主に求められ」
5月にもなったが、相変わらずカナナラにはシーズンが来ず多くの仲間がカナナラを去っていった。どうもまえだです。
先週の日曜日は友達と遊び宿に戻り一息をついていたところレセプションから仕事あるわよ!と言われ日雇い仕事を恵んでもらえた。
早速今週の月曜日雇い主の所で日雇いをしてきた。
今回は、雇い主の所まで車で向かう必要があったので車の持っているイタリア人のアレックスにジョインさせてもらうことにした。
そして、雇い主は現在私が泊まっているYHAのオーナーのお父さんである。この人物は.カナナラでいくつもの土地を所有している地主であり、相当な金持ちである。
彼の入口から家まで続く道の両端にある木の手入れをし要らない部分をカットしそれを荷台に積む作業であった。
何処かのリゾート地かと思うほどだが、個人の家である。流石金持ち。
そして木は意外に重く重労働であった。
三時間かかりこの木の手入れ作業が終わると次は、ガレージのコレクションのバイクと床の掃除を行った。
ハーレーダビッドソンなどのバイクを布で誇りであらった。流石金持ちコレクションも一味違うぜっ!
今度は庭周りの不要な木を排除する作業である。
雇い主の人が、木を運ぶ際にアリの巣がある木は触るな!機械で運ぶぞ!と教えてくれた。
そのアリはと言うと、
「グリーンアント」である。
オーストラリアの蟻は小さい子蟻でも身体につくものなら果敢に噛み付いてきてチクッとする。
子蟻以上の大きさで毒々しい色のこの蟻に噛まれると確実に痛いと予想できた。
現にオーナーもペインフルだと説明していた。
グリーンアントについて説明したサイトである。
しかし、実際に作業にすると普通にグリーンアントのある巣の木も「素手」で機械まで運んでいた。
あれ?危険だから触るなって言われたはずなのに。
ビビりながら細心の注意を払っていたので、木を運び危険信号を察知して私の身体に来ようとしたが怒涛の攻撃を全力で防ぎきることが出来た。
途中アレックスには「何をそんなにビビる?死ぬことはないぞ!」と言われたが、絶対噛まれないように本気を出した。
おかげで噛まれずに作業を終えることが出来た。
その後は、4WDを掃除したり、いらない木を探し切って液をつける作業などもし、兆時間の日雇いを終えることが出来た。
日雇いを紹介された時に、一日の仕事だと言われていた通り7時間半労働であった。
給料は、金持ちということもあり200ドルくらい期待していた。
次の日、お金を貰ったが150ドルであり、時給換算で20ドルであった。
やはり、成功している金持ちはお金の勘定についてもシビアなのかもしれない。
25ドルを期待してたので少し残念であったが、100ドル以上の身銭を稼げたのは良かった。今週もう一つくらい日雇い仕事が入ることを望む。
See you next post...