自由雲台が欲しかったから【Marsace FB-2R】を購入。雲台は浪漫!
カメラを三脚に固定する時に、カメラを固定し、操作を担う役割を持つのが雲台である。
雲台の種類には、「自由雲台」や「3way雲台」等がある。
今回自由雲台を購入するに至った経緯だが、現在ManfrotのBeefree三脚を使用しているが備え付けの雲台では固定力に不安があったのでもっとがっちり固定したいと思い新しく雲台が欲しくなった。
用途によって最適な雲台は異なるが、旅行での持ち運びや交通公共機関での移動での撮影を考慮すると自由雲台を候補に探すことにした。
自由雲台メーカー
自由雲台を購入しようと思ってネットで情報を漁ってみるとどうやら雲台はニッチな分野らしく 情報がそこまで豊富になかった。
今回自由雲台探しの旅に出て得た情報をブログでもシェアし、今後新たに自由雲台というジャンルに飛び込むアナタの役に立てれば幸いだ。
Arca-Swiss(アルカスイス)
雲台を調べると絶対目にするであろうアルカスイスという言葉。
このアルカスイスとは雲台のメーカーであり、カメラにプレートにを取り付け雲台に固定させるのだが、プレートの規格に「アルカスイス互換」がある。
このアルカスイス互換は、すごーく簡単に言うとカメラと雲台の取り付けが容易に出来る。多くのメーカーでこのアルカスイス互換を採用するほど雲台業界の中で覇権を握っているのだ。
そんな規格に名前が採用される程、名を馳せている雲台の雄であり、抜群の固定力から多くのカメラマンに採用される高級雲台を作るメーカーなのである。自由雲台の王者と言っても過言ではない。
アルカスイスの雲台ではモノボールZ1が評判が良いらしく、とにかく良い雲台が欲しいという人であれば購入の価値があるだろう。
お値段も7万前後する為、私の予算をオーバーする為選択肢からは除外したけど、いつかは手にしてみたいという憧れを抱いてしまう。
Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ)
アメリカの雲台メーカーであるReally Right Stuff(リアリーライトスタッフ)。
社名を訳すと「まさにぴったり」をいう社名通りの製品を製造しており、多くのカメラマンに愛されている。
昔まではアメリカでの直販のみであり、英語が苦手な人は手が出しづらかったが、銀一という会社で代理販売をしている。
直販で買った方がお得ではあるだろうから海外の通販に苦手意識はない人は是非。
こちらの雲台もアルカスイス同様高額であり、予算的に断念。
ここのL字プレートはいずれ買ってみたい。
Markins(マーキンス)
アルカスイス、Really Right Stuffよりも少しばかりか価格は安めの韓国メーカーであるマーキンス。
予算3万~5万くらいだと選択肢の一つになるであろう。
D850専用のL字プレートとも販売しており、Really Right Stuffかマーキンスのプレートどちらかを買いたい。
Marces (マセス)
上記3メーカーよりも比較的安価な雲台もあるマセス。
予算2万円から3万円だと選択肢に入れても良いと思うが、ネットに情報があまりなかった。
ここで薄々気付いたけど雲台って良いモノを選ぼうと上を見ると簡単に諭吉が飛んでいくという恐ろしい世界なのである。
SHIRUI(シルイ)
高価格な自由雲台の中でリーズナブルでコストパフォーマンスで評判の良かった中国のメーカーであるSHIRUI。
予算1万から2万円であれば選択肢に入るだろう。リーズナブルであるから購入者も多いのかネットで情報も多くあっり、雲台としての機能も私みたいな趣味で楽しむカメラマンには必要十分なのであろう。
梅本製作所
自由雲台のメーカーは海外メーカーを多く見かけたがメイドインジャパンで評判の良い梅本製作所。
自由雲台メーカーの多くはアルカスイス互換を採用しているが、梅本製作所は独自の規格を使用している。
また、滑らかな動きを維持するために定期的にグリスを塗る手入れは必要みたいだ。
見た目もシックで自由雲台への強いこだわりも感じられる。
値段も1万から2万の予算の人には選択肢として検討してもらいたい。
この時点で、1万円台の雲台が安いと感じてしまう錯覚に陥っているのが怖い。
Marsace FB-2Rを購入
今回色々調べていく上でいくつかのメーカが候補に挙がったが、今回はマセスのFB2Rを購入した。
Youtubeでマセスの雲台を紹介していてるのを見て見た気になっていた。
マセスの気になった雲台を新品で買おうとすると予算2万円を少し予算オーバーであったが、タイミングが良いことにヤフオクで程度の良い中古が売られていたので落札した。
フルサイズ一丸とストロボを付けてもがっちりした安定感がある。
先日の皆既月食もマセスの雲台で撮影。
望遠レンズ+フルサイズ一眼でもしっかりと固定しブレがない。
自由雲台買ったら次はもっと固定力抜群の脚が欲しくなるというのが人間だ。
これがカメラ関連の沼という奴だ!
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