持つべきものは友!友から日雇い仕事を恵んで貰った話。
カナナラはまだまだファームシーズン来ないことはよーく理解している。どうもまえだです。
しかし、シーズンが来ないのはどうにも出来ないので次の手を打つ必要がある。
そう、待っている間はなりふり構わず敬遠してたキャッシュジョブで身銭を稼ぐ必要があるのだ。
そして、先週の木曜日に車を持っていたためジョブショップからファームジョブを既にゲットしたモルスから救いの手が差し伸べられた。
「金曜日ボスが二人日雇いで人を欲しってるんだけどどう?」
二つ返事で行くと言いかけたが、金曜日の一時にはジョブショップミーティングがあるため躊躇った。
もし、ジョブショップの金曜日の定例ミーティングを出席しないと仕事待ちリストが後ろの順番にまわされてしまうのだ。
そうなればThe Endとなり、カナナラでのファームジョブは絶望的になる。
その事態だけは何としても避けたいところだ。
「是非参加したいけど、ジョブショップミーティングに参加しなきゃダメなんだー」
とモルスに告げた。
すると、モルスが、
「ボスに12時まで働くのでいいか聞いてみるよ」
とまたしても救いの提案をしてくれた。
そして、ボスのOKサインも出て無事日雇いで働く運びとなった。
当日は5時半にはホステルを出てモルスの働く農場へと向かった。
日雇い労働者として選ばれたのは私とカナダ人友達のウーゴである。
上の写真が彼の働くファームである。
ファームの場所が離れていると携帯が圏外となり仮にジョブショップから電話が来ても見逃して、ファームジョブのチャンスを見逃してしまうことを危惧した。
しかし、電波は辛うじて繋がりその心配は杞憂に終わった。
まぁジョブショップからの電話はかかって来なかったから無駄な心配であった。
モルスのゲットした仕事はサンダルウッドを始めるための土壌を作る肉体労働の仕事である。
今回我々がしたのが、サンダルウッドに水を上げるために設置したパイプを固定するために5メートル感覚でパイプの上に砂をスコップで被せるという単純なものである。
また、サンダルウッドが成長し香水を作るためには15年の期間を要すため我々がしたのは15年後のための準備である。
しかし、日雇いであるにせよ念願のファームジョブの一部に携われた。
最初はこの仕事ちょろいぜと思っていたが、なんせ畑が広大で全体で4キロくらいの距離があるので6時から11時の5時間働いた頃にはクタクタになっていた。
当初は12時まで働くと思ったが効率よく行ったおかげで一時間早く終わらせることが出来た。
余裕を持ってジョブショップミーティングに参加出来ると思い、同様にミーティングに参加するウーゴと帰りの岐路へ向かおうと彼の車に乗った。
しかーーーーし、
ウゴが「シット」と呟いた。
彼は朝来た時に車のライトを消し忘れバッテリーが見事あがってしまったのだ。
車のバッテリーを治すために悪戦苦闘したが、幸い周りの人達に助けられ無事再び動くようになった。
実際のバッテリーをリカバリーしている風景。
そして、幸か不幸か一時間早く仕事が終わったおかげで突発的なハプニングがあったものの無事ジョブショップミーティングには参加出来、前回の記事のスタッフから素敵な内容を聞くことが出来たのだ。
ちなみに、今回の仕事は一時間$25で5時間労働なので$125を、手にすることが出来た。
明日は、YHAのバッパーから日雇い仕事を貰ったので身銭を稼ぎに行きたいと思う。
See you next time...