非喫煙者がオーストラリアのタバコの高さに圧倒されるの巻。
非喫煙者の私にとってオーストラリアでタバコは無縁のものと思っていました。どうもまえだ(@mae_tk1991)です。
しかし、ファームのお昼休憩をしているときに同僚のニコラスの携帯をテーブルからたまたま落としてしまう出来事があった。
ただ落としただけだと思っていたが不運にもスクリーンが軽く割れてしまっていた。
割れた携帯を見てニコラスは、「Fuck!!!!何しくれてるんだよテメー!まじないわー弁償しねーと許さねーからな!」と怒るわけでもなく、「ケータイを買い換えるきっかけが出来たよ」などとそこまで気にもとめていなかった。
ちょっと弁償迫られたら痛い出費だなーとセコイ考えがよぎったが、請求などもされなかった。
しかしだ・・!
心の中に引っかかったものがあった。
これでいいのか?
心の悪魔「別に弁償しろなんて言われてねぇんだからそのまま無視決め込んじまえばいいじゃねーか!それに携帯落としたのも故意じゃねーんだし気にするなよ。」
こころの天使「例え故意ではなくても割ったのは貴方なのよ!もし、自分が壊されたらどんな気分になるの?弁償して欲しいって思うでしょ?口で謝罪するだけじゃ足りないと思うわ。」
そう、私の心の中の天使と悪魔が葛藤しているのだ。故意ではなくても壊したのは私であり今後彼の携帯のスクリーンを見るたびに壊したのに知らんぷりした罪悪感に苛まれるのではないか?もう少し謝罪の気持ちを見せるべきではないかと思いいたったのだ。
キャッシュで50ドルを渡すことも考えたがそれだと少し味気ない気がした。
そこで彼はヘビースモーカーということもありタバコをプレゼントすれば喜ぶのではと思い購入することにした。
私はタバコは吸わないのでタバコの相場自体は分からないが日本で買うよりオーストラリアの方が圧倒的に値段がはるため、多くの人は既製品のタバコではなくいくぶん安い手巻きタバコを買って自分でタバコを巻いている。
タバコにも種類があり、ニコラスの吸っている銘柄は「Winfield」であった。
JPS Blue という銘柄は別の友達が吸っていて値段は30ドルくらいだったからタバコの相場はそのくらいなんだろうと脳内インプットしていた。
コールズで手巻きタバコを買うことができ、受付のスタッフに「Winefield」を欲しいと言うとフィフティナインと返ってきた。
15.9ドルかな?と思って会計に移ると値段は59ドルであった。
タバコ高っ!!!!
率直な感想であった。
この銘柄は手巻きタバコの中で手巻きがしやすくなおかつ味が良いとのことで値段もはるみたいだ。
今回は50gを買ったのだが吸う人によっては一週間で吸いきってしまう量らしい。
ということは一ヶ月換算すると59ドル×4週間=236ドルかかるのである。銘柄によって値段は上下する。
翌日上記写真のタバコセットを渡すと「ヨーロピアンだったら壊してもそのままなにもしないのに、お前はなんていい奴なんだ」と感謝されました。
喘息持ちの私にはタバコは無縁の存在であるが喫煙者にとってオーストラリアの高さは家計を苦しめていると再認識した出来事である。
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