さよなら私のロングヘアーの夢!まえだの夢ここに潰える。
オーストラリア滞在中に1つやりたかった事がある。どうもまえだです。
私のやりたかった事とは、一年間の間に髪を伸ばしロングヘアーにすることである。
生まれて25年一度もロングヘアーにしたことはない。そのためロングヘアーに少なからず憧れがある。
そして、日本で会社員をしているとなかなか自由な奇抜な髪型には出来ないであろう。
そのためオーストラリア中に髪を伸ばしてロングヘアーを楽しんでやる!そういう魂胆であった。
髪をかき上げてみたり、ロングヘア―をふさっとさせてみたり、オールバックにしてみたり、髪を結んで侍ヘアーにしてみたり、三つ編みにしてみたり・・・軽く考えただけでもロングヘア―の無限の可能性を感じずにはいられないのである。
髪を伸ばせば自分もこんなナイスガイ達みたいに決まるんだろうなとありもしない妄想に夢を膨らませて髪が伸びるのを楽しみしていた。
しかし、現実とは酷なもので妄想とは裏腹にただ髪が伸びボリュームも増えただただうっとしい髪型、そう!Annoying hairになってしまったていたのだ。 くそ・・・こんなはずでは・・・理想と現実のギャップの狭間でがんじがらめになっていた。 ロングヘア―への憧れと、カナナラの蒸し暑さには短髪の方が過ごしやすいし私自身短髪の方が似合うということを知っていたからだ。
完全に私のヘアースタイルの方向性について迷子になっていた。
そんな悩みを抱えていた時に、美容師のT子さんがお客のカットをするタイミングに出くわしたので、 「僕も今髪を伸ばすか、切るかで悩んでるんですよね~」と赤裸々に胸の内を告げた。
するとT子さんは、「自分長い髪は似合わんで」
単純明快にキッパリと私の次なる方向性を示してくれたのだ。
そこでその場で散髪することを決断した。
しかし、次に髪を切ると決めたら悩むことが一つある。
どんなヘアースタイルにしてもらうかだ!
お任せで!とプロに全任せするのは簡単だが、それだとあまりにも主体性がなさすぎるのではないかと思いとどまった。
そこで最近闇金ウシジマくんを読んでいて、ウシジマくんを実写で演じる山田孝之君がかっこいいと思っていたので恥ずかしながらウシジマくんの髪型をチョイスすることに。
今まで美容室で髪を切る時は、切りたい髪の雰囲気をなんとなく伝えてヘアカタログから近しい髪型にしてもらっていたので、具体的な役者や写真をもとに髪型を頼むのはなんだかこっぱずかしかった。
それでも、T子さんは快くカットしてくれた。
こちらがビフォーアフター。
やっぱり短髪の方が髪も軽くてスッキリするし、周りの評判も短髪の方が良いのでこの選択は間違いでなかった。
やっぱり髪は、自分に似合った髪型にするのが一番だなと思った。
T子さんありがとう。
そして、こうして私のロングヘア―への夢は道半ばで途絶えたのであった。
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