【前編】まえだ突然のホテルカナナラ卒業宣言-怒れるスーパーバイザー-
前回のブログで思わせぶりな引きをしたがそのことについて触れようと思う。どうもまえだです。
早速本題に入ろう。
話は先日の24日の火曜日まで遡る。
パブリックエリアの仕事を無事終え、昼寝をするためベットに一息つくことにした。
ジリリリリリリリリリリリ
携帯が鳴った。
寝ようとしてたのに何だよ〜と思ったが、以前セカンドジョブを獲得すべく撒き散らした履歴書を見てレストランかバーが電話をかけに来たのではないかと期待した。
そして、画面には「Job Shop」と表示されていた。
ん?何でJob Shopから・・!?
全く心当たりがなかったが、とりあえず電話に出ることにした。
そうすると今すぐJob Shopまで来いと要件だけ告げられ電話を切られた。
眠たかったが特に予定はなかったので足を運んでみることにした。
もしかしたら、セカンドジョブをゲット出来るかもしれないという期待を膨らませて。
ジョブショップに到着すると、スタッフのイアンから日本人が沢山いるから今は誰が誰なのか一致させてるんだよ。だから電話で呼んだんだと説明された。
そして、イアンから私が登録していた職歴のブリスベンにいる時のコンストラクションの仕事のことなど聞かれ、
イアン「お前身体は丈夫か?」
と聞かれた。
まえだ「勿論。ニヤリ 空手も初段だし、今度ハーフマラソンにも出る予定だよ?」
イアン「それなら十分だな!」
この時はとりあえず強気に出てみることにしたが吉と出たようだった。
イアン「じゃあまた何か良い仕事の情報があったら電話するから」
まえだ「えっ!?でも今は仕事があるんだけど・・・」
イアン「もっと良い条件の仕事が来たらそっちを紹介するから、今やってる仕事はお世話になりましたって言って辞めれば良い」
まえだ「お、おう」
こうして合点のいかない中、悪魔の囁きをされバッパーへと戻った。
そして、一息つき昼寝をしようとしたら、
ジリリリリリリリリリリリ
また携帯がなった。
画面の表示はまた「Job Shop」からであった。
電話に出るとスタッフのイアンから30分後に口座番号、Tax File Numberなどを持って来いと要件だけ告げられた。
仕事を紹介されるとしても来週以降かなと呑気な事を考えていたので予想外であった。
とりあえず今回は行くだけ行って内容を聞くことにしてみた。
話を聞きに行くと簡単なファームの情報を告げられ、持って来いと指示された口座番号等をインターネットに記入しろと言われた。
まだ仕事をするとも決めてないのにと頭の中で考えていた。
それにホテルカナナラの仕事をゲットしてからはもう一つセカンドジョブをゲットしてガツガツ稼ぐことしか考えていなかった。
ファームを求めてきたはずなのに、いざ目の前に転がるとそこまで手放しで喜べていない自分がいた。
そんな自分を察してか、
「この仕事を取らないとお前はクレージーだぞ!」とイアンが言った。
この言葉で決め手でじゃあこの仕事を取るかという気持ちになり、ファーム仕事をゲットすることにした。
この決断をしたと言うことは、ホテルカナナラのジョブを辞めるか、バックレるかをしなければならないということである。
ファーム仕事をゲットしたのが24日の火曜日であり仕事のスタートが28日の土曜日からと聞かされていたのでホテルカナナラのスーパーバイザーに仕事を辞めるという事を告げるのに3日あまりしかなかった。
残された時間は少なかったが、ジョブショップから仕事を紹介されると次の日から仕事という事が多いので数日の猶予があるだけマシなのかもしれない。
しかし、高校では3年間皆勤賞を獲得するほど真面目な私が突然仕事を辞めるまたはバックレる無責任な行動を迫られているのだ。
ここからまえだの苦悩が始まるのである。
後半へ続く。
See you next time...