【The Rock tour後編】絶望的な空模様。希望の見えないウルルサンセットとサンライズ。
高校の頃知人に雨男と言われていた時期がありました。どうもまえだ(@mae_tk1991)です。
このツアー待望のウルルサンセット。しかし4時を過ぎたあたりから辺りは雨が降り始めてしまい、太陽何処?状態。
それでもツアー一行はサンセットエリアを目指してバスを走らせ無事にサンセットエリアに到着。
到着後、誰一人としてすぐにバスから降りようとする参加者はいなかった。
ツアーガイドのチョップはそんな空気を察してか「一応サンセットが来るかもしれないから留まるか、もうキャンプ場に戻るのどちらでもいいよ」と提案してきた。
天候的にサンセットは絶望的てあった。
だが、せっかくウルルに来たのだからウルルの写真だけでもぜひ撮りたいところだったので「写真撮らないで引き上げるなんて勘弁してくれええええ」と心の中で思った。
雨のせいで多くの人が外に出るのは乗り気ではなかったがアメリカ人夫婦が「もう少しせっかくだしここにいよう」と提案してくれたので留まることに決まった。
そうと決まれば三脚片手にバスを飛び降りた。
もしかしたら、ちらっとサンセットが見えるかもしれないそんなわずかながらの淡い期待を抱きながら歩を進めた。
そんな私の想いが通じたのか・・
奇跡が起きた。
ウルルの上に大きな虹がかかったのだ。
その場にいた人達も歓声を上げていた。
サンセットを諦めてたところに虹のかかるウルルという憎い演出をしてくれたのだ。
むしろ虹とウルルのコンビネーションの方がある意味ラッキーだったとさえ思う。
それにサンセットは駄目だがサンライズがあるじゃないか!という気持ちもこの時あった。
そんな中チョップが絶望的な一言を言い放つ。「今日の降水確率は20%だったけど明日は2倍の40%だ!」
むしろここまでくるとサンライズの期待値は見事に打ち砕かれた。
念のため、サンライズエリアに行くと空模様はThe 曇り。
粘りに粘ったが雲の模様が変わることはなかった。
そうした中、まえだに残されたことは・・
飛ぶことであった。
力の限り飛んだ。
サンセットやサンライズは見えなかったかもしれないが虹とウルルは見れた。
それでいいじゃないか!
だから飛んだ。
サンライズ(厳密には見れてない)を見た後はウルル周辺をピクニック。前日が雨だったということもありいくつかの道は水没していてピクニックをする日としてはバットタイミングであった。
そんな中2時間半歩くのは大変だった。
ゴール地点になると雨が本格的に降り出した。
雨の影響でウルルの至るところで水が滝のように流れ落ちていた。
これもある意味雨だからこそ見えた景色ではないだろか。
そして帰りの道中にキャメルファームに立ち寄り、アリススプリングスへと着いた。
ラグダには7ドルで乗ることが出来、私は初めてラグダに乗ったのでなかなか面白かった。
今回天候的には恵まれなかったが、虹が見えたりメンバーもフレドリーなメンバーということもありとても楽しめた。
カカドゥ国立公園に行った時は、大きい旅行会社のATTキングのツアーに参加したのだが、大グループで交流しずらかったが今回くらいの小規模グループの方が交流しやすく個人的にも好みであった。
こうして私のウルルツアーは終了し、ラクダに跨ったまえだはそのままアデレードを目指して南下して行くのであった。
(完)
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